2012年11月20日火曜日

P-S stent

P-S stentを見る機会がありました。
(写真はイメージです)
すでに知らない人の方が多いstentかもしれません。パルマッツシャッツステントという、初代冠動脈ステントです。
最初のステントでしたので、その使用方法などもまだよく解らなかった時代を思い出しました。
心筋梗塞に入れたと研究会で発表したら、大叩かれしました。あの先生と、あの先生と、あの先生にです(笑)。助けてくれるはずの共同演者の先生はフロアでコーヒー飲んでいました。(T_T)
LMTに入れたと学会で報告した当時の青森の親分は、仙台のある先生に「自分は入れても良いけど、お前達は入れてはいけない!」と言われ、大喧嘩になりました。帰りの電車でなだめるのが大変でした。
あの頃の、いざこざは今は笑い話になっているように思います。
AMIには当然の様にステントを挿入し、LMTにだって必要があれば若い先生だってステント挿入を躊躇しません!当たり前です。
今、デバイスの使用に関してもめている様な内容も、いつかは「昔はバカなことでもめていたなぁ...時間の無駄だったなぁ..」と笑えるようになるでしょう。
さらに、くだらない事でお医者さん達はもめてるんです。客観的にみると、みんなが徳にならない方向でもめ事が流れていくんです。....いつかは、「バカな事でもめて申し訳なかったなぁ...」なんて笑って話せるようになると良いですね。
まぁ、私も結構毎日忙しく、そんなことにお付き合いするほど暇では無いですし、私の人生はそんなに長くは無いので....「君子危うきに近寄らず」で行きたいと思っています。

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