2012年7月15日日曜日

CVIT 2012

 7月11日〜14日 CVIT 2012が開催されました。今回はお仕事沢山頂きまして、フル参加です。お留守番して下さる皆様には本当に感謝しております。
<1日目>
初日は朝10時から会議に出席し、夕方の代議員会まで会議づくしの一日目でした。
私は3つの小委員会を掛け持ちですので、結構大変でした。
(>_<)
CVIT代議員会は、正しい事を「正しい」と言える 会です。
しかし、それが受け流されるシーンもあり、ちょっと残念な気がします。
<2日目>
朝の7:45からの教育セッションからお仕事スタートです。
合併症に関してです。初日は、軽く…とおもっておりましたが日本中の先生方からの合併症の症例とその対処法には感動します。勉強になりました。
朝は苦手な私ですが、それでも、目の覚めるようなセッションでした。
SCJ重鎮の先生方も各方面で仕事しております。
お疲れさまです。
午後のシンポジウムです。
「PCIを再考する」セッションです。

司会は伊苅先生と佐藤勝彦先生。
高橋玲比古先生の、「外科から内科」というレクチャーです。感動的な内容でした。"人のため・患者のため"という基本理念がしっかりしている高橋先生ならではのご発表でした。
私も「低侵襲治療で得られたものは」というプレゼンテーションを行いました。
"PCIの本質は患者の為の治療である事を再認識した"、"患者の為に治療を工夫することをするようになった"、"医師仲間のネットワークができたこと"の3つをあげました。
 田辺先生の薬剤治療のお話しです。
勉強になりました。
日野原先生の、アメリカのPCIの現状です。
かなり衝撃的な内容でした。
将来を考えさせられます。

このシンポジウムは会場が一番端だったので、聴衆が集まるかどうか心配だったのですが、立ち見が沢山いらっしゃるほどの盛況でした。嬉しかったです!皆様ありがとうございました。
 会場で見かけたABIの器械です。
ABIではなく、親指での血圧測定です。
ABIもSlender !?実は、3Fr診断カテを制作していたMさんが担当なんです。
その後も,一般演題やKSICとの合同シンポジウムなど、夕方まで会場にいました。
7時45分から18時まで勉強づくし!...流石に疲れました。

< 3日目>
朝7時からNAUSICAのミーティングです。
諸事情により、当科での症例が無いことを怒られました。
申しわけございませんです。

 その後すぐ、7:45からは教育セッションの座長と発表です。
今日のテーマはperforationです。
この日も凄いモノを見る事ができました。いやいや、座長席にいてひっくり返ってしまうような内容です。一生かかっても経験できないほどのperforationを診させて頂きました。
その後、なんと!齋藤滋先生が一般演題での発表?
しかも、resoluteの2年目のデータ。
なぜ、ここで? ....驚きました。
データの良さももちろんですが、自施設で一番エントリーも多いのが齋藤先生の凄いところです。
 会場では仲間たちが頑張っています。

今回の学会は、大きな会場でも小さな会場でも、興味深い発表もあれば、「私もそのスライド全部持っていますよ」という人の褌で相撲を取っている発表もあります。勉強になります。

午後からはコーヒーブレイクセッションでレクチャーさせて頂きました。
司会は、村松先生と浦澤先生。
ありがとうございます。
済生会横浜東部病院・平野先生は、一流病院での素晴らし取り組み方と、データの最前線です。
やはり、できる限りtrue lumen angioplastyが良い様です。
私は、「市中病院におけるGloval Vascular Managementの取り組み」という内容です。
青森県の公立病院という、良くある田舎の病院に中にいての取り組み方です。「まだまだ、不足なモノが沢山ありますが、毎日頑張っていますよー。みんなも頑張りましょー」というメッセージでした。
 このコーヒーブレイクセッション、最初はあまり人数が少ないように見えて、客引きをしてしまいました。実は、隣のコーヒーブレイクセッションは30名程度しかはいっていなかったと聞いて…済みませんでした。結局私達のセッションは300名程度入っていた様です。ありがとうございました。


さて、夕方最後のセッションです。
当科の川原先生の発表です。
流暢な英語にみんな驚いておりました。
内容は、新しい5Fr GCのお話しでした。
この日も、朝7時から18時まで会場でお仕事&勉強でした。
お疲れさまでした!

<4日目>
流石に疲れが出始めてきました、4日目です。
朝、7:45からの合併症教育セッションも3日目です。今日も座長します。今日のテーマは「回収」です。
私は疲れていても、聴衆の皆様はそんなことは無いようです。朝から,満員です!しかも、内容も凄いです!ドキドキしながらドラマを見るように先生方のプレゼンを診させて頂きました。これ、教育セッションではなく、一般のセッションでも絶対に満員の企画です!

空き時間なく、移動してEVTライブコメンテーターのお仕事です。
宮下先生も、河原田先生も「僕はSlender Clubなので低侵襲な治療を心がけています」と行って頂いたことが本当に嬉しかったです。

数年前までは、変人クラブと思われていたかもしれませんが(今も?)、今回はCVITのライブで胸を張って「Slender Clubです!」とみんな胸を張って言って下さるんです。感無量です。
御手技も見事で、コメントのしようがなかったです。(>_<)

コメンテーター終了後、そのまま一般演題の座長です。
ペリフェラルの演題だったのですが、なかなか興味深いものがそろっていました。解剖学的に興味深いモノ、手技的に面白いモノ、….ちょっと??という演題もありましたがしかし、座長の私が演題を楽しませて頂いたセッションでした。
ありがとうございました。

CVIT最終日はライブがメインです。
大会場でのライブでは、様々な手技が行われておりました。
勉強させて頂きました。
(写真ありませんで、すみません)

CVIT2012のために、新潟に4日間の長い期間滞在いたしました。外国の学会参加並みに病院を空けてしまいました。済みませんでした。
盛大な会でした。地元も随分潤ったに違いありません!
私にとっても、会議4つ、プレゼン3つ、座長4つ、ライブコメンテーター1つと、お仕事も沢山頂きました。大きなシンポジウムや大きなセッションでのプレゼンテーションをさせて頂きまして、感謝しております。沢山のひとに「今回のレクチャー気合い入っていたね!」「よかったよ!」と言ってもらいました。
インターベンションをやっている仲間たちを大切にしながら、もう少し先を見たいなぁと思いながら新潟を後にしました。
いつかまた、新潟!

0 件のコメント: