2012年3月31日土曜日

The 5th TRI WorkShop 2012

The 5th TRI WorkShop 2012がGwangju(光州)で開催されました。



 Lee先生のCTOから開始です。
手堅い手技を見させて頂きました。

 次に、我等が松陰先生の御手技です。
LADのCTOです。見たからにとても硬い病変でした。
ワイヤーは通ったモノの、バルーンが通りません。5Frだからどうのこうのとコメンテーターの先生方はおっしゃいます。
しかし、Slender根性をみせてやり遂げた松陰先生!流石です!
でも…「じつは、この患者さん来週外科手術なんだよ。ステント入れる?」って聞いたときには…(>_<)
最初から言ってよっ!とは暴れておりませんでしたが、ちょっと困っていたようでした。
午前の私は「Slender PCI」のタイトルでのレクチャーです。
はやりここでも、細いモノは…とよくある言われ方をします。松陰先生がCTOをさくっと通しても、まだ言われるのです。
私はいつものように「ほとんどいけますよぉ」という言い方をしました。これで、午後の症例は5Fr縛りでしょう。
ランチョンが終了して、カテ室に移動です。
ここで、症例を初めて見ました。
RCAのチャンネルがありそうなCTOです。ちょっとみえる分岐部の角度もひらいていて1,1,1です。Ika 10も持って来ていないし…でも5Fr縛りでしょう!
アプローチは左にしてくれと言われました。「右は触れないので…でも、じつをいうと左もほとんど触れないんだよ。もちろん、穿刺するのは術者だからね。」言われました。
触ってみました。本当にほとんど触れません。(>_<)
困りましたが、刺しました。
入りました!今日の仕事は終わりにしたいほど、嬉しかったのですが許されるワケではありませんでした。
JR使用しました。会場から「なぜ?」と言われました。コントローラブルだからと言いました。あまり理解してもらえていなかったようです。
ワイヤーはもちこみ78使用しました。途中何カ所かつかえましたが、AVの枝に入りました。
εおよびdeepでバルーンを通過させました。
末梢見えました。
複雑な分岐でした。
PDは無視しようとしましたが、拾えという命令が来ました。ここもCTOでした。3gで解離を作りながらも通しました。バルーンで数分おさえたら(この間Slender systemに関してのディスカッションをしました)何とかなりそうな感じになりましたのでステントは入れませんでした。
AVの角度がきつくて本幹に通すのが難しい状態でした。
しかし、幸運にもナックルワイヤーになっていたのをそおっと引き抜くと、急角度のAV本幹にワイヤーが引き込まれました。会場では笑いとどよめきでした。
あとは、ステントを入れまくって終了です。5Fr根性を私も見せました。


最後に記念写真です。
その後の懇親会=乾杯地獄もありましたが、我々は飛行機の時間が迫っているので早々に引き上げさせて頂きました。

韓国の先生方はみなさま熱くて,仲良しで、…良いオジサン達です。来週もSCJ in AOMOMIでお会いできることを楽しみにしております。
関係者の皆様、色々ありがとうございました。

2012年3月29日木曜日

県広報番組

テレビ収録です。
県広報番組なのです。
タイトルは「心筋梗塞に気をつけて!」です。
「気をつけて」というよりは、「調子が悪ければ直ぐに救急受診を!」というメッセージです。とにかく、一刻一秒を争う病気だという事をご理解いただければと思います。
県広報なのでとても硬い番組なのかと思っていたら…全然違いました。ドラマ仕立ての内容です。
最後は"古畑任三郎"のイメージでという話しでしたが…ちょっと無理でした。(^_^;)
どんなシーンかは内緒です。


青森朝日放送
平成24年4月14日(土)午前9:30〜午前9:35
旅サラダと建物探検訪問のあいだの番組です。

再放送あります。
平成24年4月17日(火)夜24:15〜24:20

5分モノの番組収録に2時間半もかかるんです...。
放送業界も大変な世界です。
どんな風に仕上がっているのか...やっているときは一所懸命だったのですが、絶対にお笑いに仕上がっています。(>_<)

2012年3月26日月曜日

新外来

外来がちょっと新しくなりました。
循環器科と心臓外科で受付がいっしょになりました。今まで廊下=待合室出合った場所に、受付が出島のように配置され、そこでクラークさんが受付をするというシステムです。
今まで中央処置室=集中注射センターがあったのですが、そこはなくなって、各科の奥に各科で点滴とか注射とかの対応をするようなシステムになりました。
完全に時代と逆行しているシステムなのですが、それが吉と出るのか凶と出るのかわかりません。
当科の裏にも、処置ベッドが三つ+リクライニング椅子が一つです。これは、日帰り心カテをやれという神の声なのかなぁと思っています。(^_^)v外来がスムースに運ぶようになったら、ちょっと考えてみますが、実際の外来業務はむしろ増加していますので、今後の外来はどうしていけばいいモノか...悩んでいます。

2012年3月24日土曜日

第16回 東北心血管イメージング研究会

平成24年3月24日 「第16回 東北心血管イメージング研究会」が仙台で開催されました。
大会長の、秋田・中通り病院の佐藤誠先生先生のご挨拶です。
OCTやIVUS、CTなどのさまざまな演題が出されました。
いやぁ、勉強になります。


佐賀の挽地先生の御講演です。
ステントのプラットフォームをしっかり理解して、ステントを選択・挿入しなければいけない事がよく解りました。
DESは何でも同じと思っている方々は反省した方が良いですね〜!(笑)

実は、私が一番勉強になった(?)のは質疑応答のやり方です。
とても婉曲表現をしながら他の先生方の意見を絡めるように質問していく紳士の先生方と、「検討しておきます」というよくある演者お答えを聞いて感心しておりました。
私達Slender Club Japanの連中は、会合でも、普段の会話でも、もの凄くダイレクトに言いがちです。「それ、根拠無いだろ!適当すぎないか?」「IVUS読めないんちゃう?」「どアンダーじゃろ?」「アンギオでも失格でしょ」「データの整理の仕方わかってないんじゃない?」「中途半端に終わっちゃぁダメだろ!」....なんて突っ込み方が日常茶飯事です。これは、やはり良くないのでしょうか?我々は仲良しクラブだからキツイ聞き方が許されるのでしょうか?あれっ?それとも仲間内でも許されていなかった?人間関係まずくなっている?....やばいなぁ。(^_^;)
私も、もっと紳士たる態度をとらなければ行けないなぁと思いながら、新幹線で帰途につきました。

2012年3月23日金曜日

丹野先生、さようなら

みんなに愛された丹野先生ですが、本日で当院を去ることになりました。

朝から丹野先生のPCIでした。Rotaまでかけていました。
これが、当院最後のカテです。
カテ、うまくなったもんです。
もちろん、カテだけでは無く多くの症例を診てきました。内科医としてもよく頑張ってきたと思います。
本当に立派になりました!
 食堂のおねえさん方にも愛されています。
「ぼく、今日で最後なんです」と言ったら、超大盛りのスペシャル唐揚げ定食が来ました。
もちろん、完食されていました。
カテ室での記念写真です。

六年間お疲れさまでした。
もっともっと勉強して、沢山の修行をして、立派なお医者様になって下さい!
ずーっと応援しています!

2012年3月22日木曜日

エキスパートに必要なカテーテル治療の基本


すでに、有名blog"新東可児第13同盟"でご紹介されていますように、「エキスパートに必要なカテーテル治療の基本」が出版されました。
私は恥ずかしながら、秘技KENZANをご紹介させて頂きました。昨年のWORK SHOPで何度かお見せしてしまったので、全然秘技では無いかもしれませんが...。
舛谷先生のご執筆された内容はとても素晴らしいです。抜粋させて頂きます。「…3人の術者がそれぞれの得意なパワーポジションを取った場合には、ガイディングカテーテルの形状、太さに関係なく5 in 6システムとほぼ同様なバックアップ力が得られることが示された。この実験では形状にかかわらず各々の術者がなれ親しんだ形状を用いることにより、最適なパワーポジションをつくるのが容易になる事が重要であることを示唆しており、橈骨動脈アプローチにおけるガイディングカテーテルの選択は病変に応じて選ぶのでは無く常に同じ形状を使い続けて、その形状の特性をよく知ることが重要であると考える。」...勉強なりますね!
ご興味あれば、是非お買い求め下さい!
出版部数が増えても、私には印税が増えるわけでは無いのですけれど。(>_<)

2012年3月20日火曜日

抗凝固薬


抗凝固薬について、Alexander G C Tupie先生の御講演を拝聴する機会がありました。
Xa阻害剤の第一弾のイグザレルトは、投与前には腎機能チェックと、肝硬変のチェックは必要になります。外人と違う、日本人の容量設定があります。PTが血中濃度と相関するようです(出血傾向と相関するわけでは無いので注意です!)。当然、我々インタベ組の必要な抗血小板剤との併用は慎重にというアナウンスがあるだけです。どうですか?勉強したでしょう!(笑)

Tupie先生と直接お話しをさせていただいて、山形の福井先生と3人で写真を撮らせて頂きました。日本の食べ物が好きだと、醤油にワサビをたっぷり入れたドロドロの液にお肉や魚介類をつけて召し上がっていらっしゃいました。今回日本で食べたものの中では、シラウオの躍り食いが美味しかったとおっしゃってました。気さくな方でした。
新しい薬は、最初の発売の時のレジストリーだけでは全く解らず、その後の多くのスタディ、レジストリー、経験…その他が集まり、それらの多変量解析データが出るまでは本当の事がわからないのだと思います。それには随分時間がかかることでしょう。
抗凝固剤に関しても、先発のダビガトランもまだ発売から1年、まだまだ解らない事ばかりです。一つ二つのスタディのデータだけ見て、良いとか悪いとかは全く解らず、手探り状態です。当初は「そんなものいらん!」と叫んでいた先生がいつの間にか薬の宣伝マンになっていたり、逆に最初は良い薬だと言っていた先生が「自分は絶対に処方しない!」となったりしています。
しかも、我々が見たいモノは、さらに抗血小板剤を追加場合の本当の本音のデータとなると…難しいですよね。もしかすると、データが出る前に経験がそれを乗り越えて使用される可能性もあります。....それが良いのかどうかもわかりませんけれども。
業界に長く居ると、いかにデータというモノが作られたものかが解ります。スタディを組む主催者やメーカーさんに不利なデータは世の中に出てきません。そりゃぁそうです。最初から、結果が約束されているスタディで無ければ、多額な費用を回収する事ができないでしょうから!この業界、人件費は、無償で奴隷のように働く人たちがいるので問題にはならないのが唯一の救いかも知れません。(笑)そんなデータをみて、「エビデンスが出たー!」と称して大喜びするのは宜しくないですよね!
情報があふれる時代だからこそ、自分たちが情報を選択して判断する事が要求されます。怖い時代です。
ワーファリンに代わるべく、多くの薬剤の熾烈な闘いが予想されますが。10年後、どうなっているのか楽しみです。


2012年3月19日月曜日

夜勤のドクターコール


「夜勤のドクターコール:よいコール、ダメなコールわかる。看護師と医師の連係プレー集」という本を入手しました。
ダメなドクターコールを具体的に紹介し、なぜダメか?を解説しています。
たとえば、「動悸がしています」だけではダメ!バイタルサイン、動悸以外の症状、原疾患も伏せて報告すべきだと言う事です。
もちろん、それぞれ全ての分野の専門の先生が執筆なさったのでは無いと思うので、多少「あれっ」?と思うところもあるかもしれませんが、しかし、なかなか勉強になる本です。医師も看護師も、新人さんも指導者も読むべきです!
皆様、ご興味あれば日総研にお問い合わせ下さい。

2012年3月17日土曜日

引っ越し

外来引っ越しです。
すみません、私が出張中にいろいろやってもらっておりました。先生方、看護師さんたち、クラークさんたち、ありがとうございます。

でも、まだ工事中です。
やっと、外来にもインターネット環境がつきそうです。
よかったです。
外来には看護師の配置が極端に少なくする方針らしいので、看護師さんゼロの外来になるかもしれません。
医療の補助をしてくれるはずの看護師さんですが、医師事務補助のクラークさんをつけるから良いだろうという病院の方針には驚きます。
大学や特殊な公立大病院の、医者がうじゃうじゃいて医療の補助がいらない環境ではそれでよいのかもしれませんが、医療に関しても補助が必要な私達では、とても外来が回りません。つまり、今までの医療の量の維持自体が出来なくなります。そういうわけで、外来を縮小していくしか方法はなさそうです。残念ですが、それが病院の方針です。
今までの外来です。すでに、仕切りや机が撤去されています。モノが無くなると、そこそこに広かったんだなぁと実感します。
待合室の床も貼り替えています。(正確には、以前のタイルは剥がさずに、新しいモノを上から貼っているだけですので、ちょっとでこぼこです)。
明日も準備をして、明後日より新しい外来での診察が始まります。
新体制は4月からです。どうなることやら....。

2012年3月16日金曜日

China Interventional Therapeutics (CIT) 2012

China Interventional Therapeutics (CIT) 2012が中国・北京で開催されています。
日程が日循総会とも重なっていますので、日本人の先生方は御参加が少ないようです。プレゼンテーションをチェック&登録するのに相当待ちました。何度か「随分待っているんだけど!」と暴れるのですが、混んでいるんだから仕方ないじゃぁないという対応です。日本人だけでは無く、中国の方もイライラしていました。コンピュータセンターに登録すると、バックグラウンドも「CTI 2012」に強制的に書き換えられてしまいます。字の色や絵の色が変わってしまいます。字の色はまだ良いのですが、我々のトレードマークのSlender Club Japanのロゴの女性の顔が青白くなったのには、ちょっと困りました。幽霊みたい!(笑えない!)
混んでいる会場=中国語の会場と、すいている会場=英語会場に別れます。一応、英語会場には同時通訳(英語→中国語)が入っているらしいのですが…。逆に、英語会場のはずでも、中国語でまくし立てる先生方もいらっしゃいます。中国語→英語の通訳は無いので辛いです。

中国と言えばこの会社?!
中国の特殊なパテント方式に、世界の企業はタジタジですが、しかし、今作られている良いモノの集大成?をプロデュースするという意味では、画期的です!(笑)
ポリマー無しのステントなど出ていました。生態吸収型はいつ出るんでしょう?
こちらは、次世代へ売り出し中の皆様!つまり、次のリーダーと約束された方々です。
大きな壁面にどーんとご紹介です。
大陸の文化としては、自分の世継ぎを生み出さずして死ぬわけにはいかないらしいのです。ですから、次世代を育てるのも必死です。次世代を育てたら、上は隠居。良いシステムです。(実際は、まだ隠居している先生方はいませんが)
 Slender組も、舛谷先生がSlender IVUSのお話しをされておりました。座長も、コメンテーターもプレゼンもと大忙しです。
別室では、高橋先生が6Fr IABPのお話しなどされていました。
世界征服の野望に向けて頑張っています。

私も、ライブコメンテーター、プレゼンテーションとさせて頂きました。

加藤先生、齋藤先生、そして角辻先生と、日本の誇る術者がCTOの治療をされておりました。

プレゼンテーションとしては、「Slender System to Complex Lesion」のタイトルでお話しさせて頂きました。落合先生に座長をして頂きました。ありがとうございました。

中国はTRI率が70%以上です。すごいですよね!しかし、CITもTCTに乗っ取られているので(?)、TRIセッションに日本人のFacultyはほとんどいません。悲しいです。日本人のお家芸の双璧(CTOとTRI)の一つが、いかにもアメリカが先取りしているような形式をとられるのがたまらなく悔しい私達です。 みなさま、どうにかしましょう!
こちらは、ランチボックス。
右下のタケノコ以外は全てほかほかアツアツです。
スープもカニが入って、すごい美味しい!野菜を中心としているヘルシーな内容にも感動です。
流石、食の文化が進んでいる中国です。米国の学会ランチと比べると、月とすっぽんです!

午前はプレゼンテーションの登録とチョイと勉強に費やし、午後はずーっと会場でお仕事。夜までまったく外に出ていませんでした。
中国吉林大学客員教授の舛谷先生のお誘いで、舛谷先生のお友達とともに夕食をとるために移動しました。レストランの前で、初めて外の空気を吸いました。乾いた黄砂の混じった空気でしたが、やはりちょっとすっきりしました。
みんなで、楽しく、美味しく中華料理を食べました。もちろん、中国式乾杯も多数ありました。おかげでぐっすり眠れました!(^_-)

では、お仕事も終了したので、青森に帰ります!
まだ、お仕事のある先生方、お先に失礼いたします。すみませんです。
今回の中国の旅は、夜中23時に着いて、2日目は仕事三昧、3日目朝6時出発と、バタバタとしていました。

2012年3月13日火曜日

外来再編間近!

当院の外来を再編するということで、お引っ越しや場所の作り直しが進んでいます。
当科もそろそろ引っ越し準備です。

何も無いがらーんとした空間です。
引っ越し前のアパートの空き部屋みたいです。

まだ、ちょっと内装いじっています。
机も何も置かないと広く感じますが、モノを置くとそれなりのスペースになるんでしょうね...。
看護師さんやクラークさんの会議も行われています。

外来は病院の看板です。上手く稼働しなければ全てがスタックしてしまいます。収入的なものも大切ですが、滞りなくスムースに、しかも漏れなく、ストレス無く....患者さま、スタッフ、医師の皆が満足する外来にしなければ病院が死んでしまいます。
良い感じで外来が動く事を期待しています!

2012年3月12日月曜日

新聞広告

4月7日、けんみん公開講座の新聞広告が、地方紙東奥日報に入りました。
広告代理店勤務している私のお友達が宣伝のプロデュースをしてくれているのです。私ではこのように新聞広告掲載をしようという考えが浮かびませんでした。有り難いです。やはりプロフェッショナルの仕事は素晴らしいです。
その他、私の同級生の健康飲料会社の偉くなった仲間も宣伝のお手伝いをしてくれています。本当に有り難いです。
地元にいると、友達の力を借りることが多いです。
医療で貢献するしか私達には無いのは解っています。頑張ります!

2012年3月11日日曜日

震災から1年


大震災から1年が立ちました。
テレビでは特集が組まれていました。野田総理は、復興、伝承、感謝の心を忘れないと誓っていました。天皇陛下も哀悼の意を述べられておりました。東京電力の社長は原発をおとずれ謝罪会見...でも、被災者には会いませんでした。
青森の街では原発反対の集会が開催されていました。もの凄い人数でした。しかし原発は存続しており、トラブル続きの六カ所・核燃料リサイクルセンターはどうも稼働に向けて動いていくようです。
人間が生きるために必要なもの、経済的に必要なもの、政治的に必要なものは何なのでしょうか?私にはよく解らない事ばかりです。

私にできることは、目の前の患者の命を救って苦痛をとる為の手段を行うくらいです。しかし、時にはあんなに頑張ったのに….かなわない事もあります。自分が小さな存在であることを実感します。
そして、ちょっとだけ医学と医療の進歩に貢献するために、自分たちの治療を見直し、日本中・世界中の仲間たちからの情報をかき集め、そこから新しいモノを生みだそうと日々あがきます。しかし、それを邪魔しようとする人達も沢山います。辛いです。....それでも、少しだけでも、前に進みたいのです。自分たちの正義を信じて頑張ります。

あらためて、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げると共に大きな被害にあわれた皆様方には心からのお見舞いを申し上げます。

2012年3月9日金曜日

OCT

 4月のLIVE用のデモとしてOCTが搬入されました。
以前のモノと違って、セッティングなども簡単!
しかも、あっと言う間に記録できるこのスピード!

左冠動脈でも3ml/sec total 12mlの造影剤で見る事ができるらしいです。




メーカーさんは推奨しておりませんが、細いカテーテルでも期待できそうです。
まだ臨床で使用していませんが、楽しみです!

...でも、現実は、私が治療する症例って完全に詰まっている病変や複雑病変が多いので、OCTは使用されない症例が多いと思うのです。ちょっと寂しいです。
みんながやるのを見せてもらうことにします。

2012年3月8日木曜日

PROMUS Element

PROMUS Elementが入荷されました。
まだ1本しか使っていません。りゅーどー先生が使用しました。
視認性が売り物の一つらしいですが…えーと?
自慢の通過性は…長いものを使ったのでよく解りませんでした。
低圧で膨らみ始めます。7気圧でバルーンからステントが離れるらしいですが、6気圧でも大丈夫そうな感じです。柔らかめのバルーンに乗っているので、圧には注意です。


とりあえず、profileは細そうです。
4Frでどこまで入るのかはまだ実験をしていません。
まだ出たばかりなのに実験に使ったら怒られますよね!(笑)

我々の業界の人達は、とりあえず新しいモノは好きですよね。しばらく、色々話題が飛び交うのだと思います。
皆様の感想なども教えてください。 

2012年3月6日火曜日

ビデオ撮り

今日は、ライブのビデオ撮りでした。
N社さんが業者さんを使ったビデオをご所望されましたので、かなり本格的なビデオ撮りとなった次第です。
術者は、当科の三浦先生です。
けっこうなtough caseをSlender PCIで治療されました。
4月のライブをお楽しみに!
私ビデオを撮ってもらいました。これもまた、良い感じだったと思うんですけれど....今回のライブでご披露できないのが残念なくらいです。
何かの機会に皆様に診て頂けると思いますが、その時にはニヤリと笑って頂けるモノと信じております。

4月のライブ、皆様お誘い合わせの上御参加下さい!

2012年3月4日日曜日

スパイ

昨日、某所で仕事していました。
秘密というわけではないのですが、"どこどこに行くよ〜!"と世間に言って、移動したわけではありません。
しかし、なぜか移動しようとしたら「今から移動ですよね」と携帯にメールが...。
なぜ?
移動先で待ち構えられておりました。参りました。
いえ、普通に仕事の話をしただけなのです。後ろめたい何かがあるワケでは無いですけれど。
私のスケジュールがどこかで漏れている....スパイがいるのでは無いかと疑う程でした。

今日は朝の病棟回診して、カテ台帳のチェックをして、雪崩注意報が出ている書類の山を整理して...。そんな日曜日です。

今日の青森は朝ちょっと雪が降っていましたが、昼には日差しが出てきています。

もうすぐ春です!

2012年3月2日金曜日

季節の変わり目

3月になりました。
青森もいい天気が続き、雪が溶けてきました。
救命センターの前はアスファルトが見えています。

しかし、こんな時期こそ、我々の忙しい季節です。
毎日急患ばかりです。
ACS、CLI 、HF.... の日々が続きます。普段の業務以外に追加がこれですので...それなりに大変です。当科のみんなも頑張っています!
病棟もいっぱいです。「もう、部屋ありません!」と怖い顔でいわれると、小さくなってしまいます。もちろん、それでも患者さまをお断りすることはしない私達ですのでベッド調整も大変です。師長さんや主任さんには感謝しております。