2011年12月1日木曜日

CirculationUp-to-date 2011 vol.6

 CirculationUp-to-dateという雑誌があります。
「循環器治療の現在(いま)と未来(あした)に答えるCardiologistの為の専門誌」なのだそうです。

冠動脈だけではなく、不整脈の話しなども書いております。勉強になる雑誌です。

CirculationUp-to-date 2011 vol.6が送られてきました!
”Slender PCI”のタイトルで、東海大学の松陰崇先生が執筆されております。
ガイドカテのダウンサイジング、10システムからPIKACHUレジストリー、Virtual 3Frシステムや6Fr IABPなど、盛りだくさんです。
良くまとまった素晴らしい内容だと思います。
流石です!
私・青森県立中央病院 吉町文暢も一つ書いています。
「心血管インターベンションのコツとピットフォール:低侵襲治療のために基本を見直す」のタイトルです。
最近デバイスなどの良さのために、基本がおろそかになっても、けっこう何でもできちゃう良い時代になりました。
しかし、基本をしっかり見直すと、ちょっとだけダウンサイジングができて、患者さんの為に低侵襲な治療ができるのではないかという提案です。
熟練した先生方には「何を書いてんの?」というような無いようかもしれません...すみません。若いビギナーの先生方に、「当たり前の事を普通にやろうね」というメッセージです。
逆にこれらがしっかりできれば私達がやっているSlender PCIは日常になります。デバイスや技に格好いいネーミング(と自分たちでは思っている)をつける以外は私達は基本に忠実な手技をしっかりやっているつもりです。
そんなメッセージを込めた文章です。
12月・師走にはいり、御多忙の所とは存じますが、お時間ございましたら是非ご一読下さい。

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