2011年9月23日金曜日

ENCORE 2011

 9月22日〜9月23日、ENCORE 2011が開催されました。
22日の朝一番のTRI sessionで"TRI in Complex Lesion"の発表をする予定でした。コンピュータのHDクラッシュにも負けずに朝4時までかかって作ったのですが…しかし、台風には勝てず、結局21日の飛行機は欠航し、22日朝一番の便に変更になりまして、出番にはたどり着かずでした。それなりのいいネタのつもりだったのが残念です。
事務局と、セッション座長のSeung Hwan Lee先生にメールでお詫びを先に入れていたので、Lee先生が代わりに自分の症例のプレゼンをしてくださったという事でした。ありがとうございました。

さて、22日、昼前にSeoulにたどり着き、目指すはGachon Univ. Gil Hospitalです。





私は2nd operatorというお仕事をいただいてました。
1stは、とても仲良くしていただいているRadialistのお一人、Han, Kyoo-Rok先生です。

同院の、Lee, Kyoung Hoon先生とHan, Seung Whan先生と記念写真です。

 LADの分岐部病変です。FFRをやれとかいろいろな意見を会場から言われます。ステント入れてIVUSでそこそこの拡張なのですが、なんだかんだと会場のコメンテーターは言います。私も「もう十分でしょう」と意見をいうのですが、対角枝にFFRやれとか、わからないことを言います。しかし、そこは男前のHan先生「いらないでしょう」を曲げません。素晴らしいです。良い感じの出来で終了です。よかった、よかった!

さて、また渋滞のためにかなりの時間を必要としましたが、会場に移動。



舛谷先生がコメンテーターをされていました。
C7というOCTが紹介されていました。こりゃぁ、凄いです!IVUSに変わるとは言えないのでしょうけれど、ちょっと欲しくなる機械ですね。
 そして、夜は….もちろん、会食もお仕事なので!(笑)
23日、会場は満員です。
私達が普段見ることができない新たしデバイスも沢山紹介されていました。TAVIはじめ、MVP(検索までどうにかしてしまうんですよ!)、renal artery denervation、斜め前を見る事ができるIVUSなどなど、興味深いものばかりでした。
企業ブースは、薬剤メーカーの、お土産をプレゼントしている所が人気でした!
 さて、私もコメンテーターのお仕事。
でも…うーん。
アンギオで病変狭窄を見ることと、FFRで適応を決めることと、IVUSで病変を見ることと、シンチで虚血を見ることと…なんか、ごちゃごちゃにディスカッションされていて、変です。
やらなくても良いLMTにまでCRUSHでステントを入れることになってしまう患者様は可哀想な気がします。
正直いって、全く賛同することがないインターベンションでした。

すぐに、隣の会場では舛谷先生のプレゼンテーションです。"CTO with Slender system"です。さすがの技がうなります。


続いて、ディベイトセッションです。私もコメンテーターとして参加です。
1)血栓吸引は、すべてのAMIに必要か?
2)AMIの治療時に、責任病変以外をPCIすべきか?
面白い内容でした。時間があまり無く、座長先生がしきりに時計をチラチラ見ているので、あまり突っ込んだところを言えませんでした。これって、日本のセッションでもやりたいですね。
さて、終わったとたんに移動!飛行機に間に合わない〜!Seoul名物渋滞に巻き込まれながらも、なんとか空港にたどり着きました。
無事に飛行機に乗る事が出来ました。よかったです。
1泊2日のSeoulでしたが、また、多くの勉強をさせて頂きました。韓国の先生方やメーカーさんともお会いできて嬉しかったです。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

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