2010年1月20日水曜日

ホーチミン訪問

飛行機に乗り込んで一眠りしたら、ホーチミンに着きました。
出迎えは一家総出で行うのが習わしらしいので、空港はすごい人です。
ここは、ベトナムの南の中心の街です。
旧サイゴンです。
いまだに、サイゴンと呼ぶと喜ぶ南の人は少なくないということでした。
さて、お仕事に来たのです。フォーを食べにきたのではありません!(笑)
ベトナムでDESはUS$2,500です。これは、普通の方の年収に匹敵します。1200US$までは冠動脈の治療として保険が効くというのですが、これでは1本US$1,000BMSを挿入しても自己出費が必要になります。そんな縛りの中での治療ということでした。

1月18日、初日はHeart Institute Hospitalです。
なんと、8件のcomplex casesを用意して下さっていたようです。
昨日までシネが故障していたので、ため込んでいられたとか…
いつものように、CTOを根性あけする手技です。Wizardとかeelなどはありません。地味にここにある道具で頑張りました。RCAもLADもRCAもLADも…あけました。一例、事情でキャンセルになったのですが、案の定AMIがきましたので、当然あけました。
結局8勝・0敗で頑張れました。
嬉しいです!
Huan Quag Do先生はじめ、皆様との記念写真です。
病室の外には蚊帳をつって寝泊まるする御家族が居ます。
どこでも、患者様の御家族は大変ですね

さて、夜遅くまで頑張りましたが、翌日も当然治療です。
雨が降っています。
それでも、皆様バイクで移動しています。すごいです。
マーケットを車窓から。
教会を車窓から。
以上、観光終了!
1月19日はTam Duc Hospitalを訪問いたしました。
ここは、昨日のHeart Institute Hospitalと兄弟病院らしいです。
この病院はバイパスも多く、また子供もたくさん治療しているようです。
すでに昨日の話が伝わっていたらしく、疲れていないか?と心配して下さいました。2〜4例の症例を用意しているといわれたので….でも、結局治療は3例でした。
経済的な問題から、PCIをギブアップしたり、LADはDESでもRCAはBMSとか、サイズがちょっとどうかと思うステントを無理矢理入れるとか…現実を思い知る治療内容でした。
もちろん、治療としては上手くできましてとても満足度の高いモノでした。
病院のランチは気を使って下さって、日本風のお弁当でした。美味しかったです!
記念写真です。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!

さて、病院のランチは気を使って下さって、日本風のお弁当でした。美味しかったです!
しかも夜遅くなったときには、フォーの出前!これが最高!
 この形でデリバリーされます。
 合体するとこれです。
なぜ、現地で食べる香菜はこんなに美味しいんだろうと感動です!
フォーは米のヌードルです。このの出汁は?ビーフ?チキン?答えは「味の素」です!(笑)味の素はこちらではとても一般的な調味料なのだそうです。でも、美味しいので何でもOKです!

ベトナムは、人も優しく親切でとっても良いところです。食べ物も元々はあっさりしているものが多く、ヘルシーです。また訪問したい国の一つが増えました!

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